全国の野球でスポーツ推薦を実施している大学の情報を掲載しています
野球の分野でスポーツ推薦について解説します。まずはスポーツ推薦の募集枠についてです。野球の守備別に投手、捕手、内野手、外野手に合わせて推薦枠を設けている大学が多いです。高校生活でどのくらい活躍したかが評価のポイントになります。次に出願条件についてですが、特に1年生から活躍していたり、高校生活の3年間でどのくらい飛躍したかもポイントになります。また、甲子園へ出場、もしくはそれに準ずる大会でのベスト8以上がひとつの目安となります。これは各大学によって異なりますので出願資格をよく確認する必要があります。
在籍している高校の指導者の人脈経由や、先輩方(卒業生)の人脈経路もスポーツ推薦の大切なポイントになります。一般入試よりもスポーツ推薦の方が狭き門になりますが、スポーツ推薦のポイントさえ抑えていれば合格することが可能になります。まずは顧問の先生に相談してみるのもお勧めです。相談しにくければ他の方々の体験談も参考になります。失敗例や成功例を参考にしてみてはいかがでしょう?
当日の実技試験内容としては、キャッチボールや、トスバッティング、フィールディング、打撃、投手の場合はピッチング、野手の場合は遠投、50m走などもあります。また、実技以外に小論文や面接もある大学もあります。大学入学後は、勿論野球部に所属することになります。スポーツ推薦にて晴れて合格し大学生活でも益々活躍の場が増えることを期待しています。
野球のスポーツ推薦を実施している注目の大学ピックアップ!
野球でスポーツ推薦を受けて大学へ入学した方の体験談です
小学校から続けている野球で大学のスポーツ推薦を受けました!
子どもの頃に野球の少年チームが公園で練習を行っていたのを見たのをきっかけに野球を始めました。 小学校の友人もチームにいたおかげで練習を休むことなく続け、野球の楽しさもあり中学や高校でも野球部に所属していました。
県大会にレギュラーとして出場したときは自分の実力が認めてもらえたので嬉しかったです。この頃に野球部顧問から大学スポーツ推薦について検討してみてはどうかと言われたので、自分が条件を満たす大学を探すことにしました。 成績が良くなかったですが、野球部での実績を評価してもらえたおかげで無事に大学スポーツ推薦を利用することができました。
推薦でなければ入れないような大学に入れたので大学スポーツ推薦のことを知ることができてよかったと思っています。 自分で考えるより推薦の条件は多様なので、最初から諦めることなく大学を探してみるのがいいでしょう。
野球でチーム一丸となって甲子園出場した成績で大学スポーツ推薦へ合格!
太平洋側の地域出身ですが、甲子園に出場するために日本海側の私立高校に進学しました。 高校進学後は、高校の寮に入って野球に打ち込み、1年の秋にはレギュラーを獲得して周囲の期待をひしひしと感じることに。結果的には、春2回と夏1回の3回甲子園のグラウンドに立ち、2回目の春の選抜ではチームが好成績を記録しました。
その反面、2年の秋からはチームを引っ張っていく立場になり、プレッシャーに押しつぶされそうなりましたが、チームのメンバーの支えにより乗り越えることができたことに今でも感謝しています。 3年の夏の選手権は、思っていた結果とは異なりましたが、その頃から大学でも野球を続けたいと考えるようになりました。
クラスの担任と監督に相談した結果、大学スポーツ推薦で東京の私大に推薦され合格し今に至っているところです。 現在は、勉学との両立が大変ですが、将来のプロ入りも視野に入れて野球に励んでいます。